|
僕が韓国語を最初に学んだのは、ワールドカップの日韓共催の後。
ヨメが韓国に行って、それで興味を持ったらしく、NHKの韓国語講座を一緒に見ていました。
その頃はハリケンジャーに出ていた山本梓ちゃんが出ていたので、そういう意味でも興味を持てたので‥。
で、文字を学ぶところまでは集中力が続いたのですが、挨拶の決まり文句がどうしても覚えられなくて、それからヨメの仕事が忙しくなってきたりしたので、しばらく忘れていたんですね。
どの言語においてもそうなのかなとは思いますけど、挨拶の決まり文句ってのは、たくさん使うものなので、通常の文法とは別にイレギュラーに発展しているものが多いような気がします。
日本語でも「おはよう」はなんとなく理解できるけど、「こんにちは」「すいません」なんて、どういう意味なのかと聞かれたらちょっと考えてしまいますよね。
「こんにちは」はいつでもそれでいいの?もっと丁寧に言うのにはどうしたらいいの?と聞かれたら返答できませんし。
韓国語でいえば、アニョンハセヨ、カムサハムニダはけっこう知られているところかと思いますけど、ごめんなさい->ミアネヨ、おめでとう->チュッカヘヨ、お願いします->プタカムニダ、なんてのは、なかなかに
覚えづらくて、まぁいいや誰と話すわけでもないしって感じだったんですね。
で2年くらい前に、僕の話に何度も出てくる高さんの本に出会って、あれ、あれれと目からウロコだったわけす。
韓国語って、漢字で出来ていたんだと。
後で全部買い揃えてみて、高さんの韓国語の本で一番面白くないやつだったんですけど、それはそれでけっこうな衝撃でした。
カムサハムニダと聞いて、勘のいい人や、記憶上手な人は、「感謝+ハムニダなのでは?」と想定して覚えるものなのですが、僕が覚えられないと思っていたものに、「漢字+結びの言葉」という形式のものが実に多かったんですね。
ごめんなさい:ミアネヨ -> 未安+heyo
おめでとう:チュッカヘヨ -> 祝賀+heyo
お願いします:プタッカムニダ -> 付託+hamnida
heyoはhamnidaより軽い語尾なので、入れ替えればミアナムニダやプタッケヨもすぐに言えますよね。
そんなわけで、漢字を使って韓国語を覚えていくと10や20のオーダーの単語はすぐに覚えられるので、すっかりハマってしまったわけです。
でも当然、固有語(非漢字由来語)もあって、しかもそれはフツーに日常的に使うもんだから、やっぱり覚えづらいわけですが。
そういえば、超速でも数字が出てきたのですが、これは日中韓共通なので、ラクチンですね。
僕などは若い頃にマージャンをやっていたので、漢字由来の数字はラクチンです(でも、四声は…)。
中「イーアルサンスーウーリゥチーパージゥシー」
韓「イルイーサムサーオーユクチルパルチューシプ」(百:ペク、千:チョン、万:マン)
日「イチニィサンシーゴーロクシチハチキュウジュウ」
他の言語ですと、突然12進数だったり、3の倍数でアホになったりと(冗談ですよ)、なかなか大変なところですが、ここはビバ中国文化というところですかね。
日本語と同じ感覚で言い換えれば、25も、86もすぐに言えますよね。韓国語はリエゾン(連音)化しがちなのですが、四声を即座に判断するよかラクなんじゃないかなーと思います。
ラクとはいいつつも、日本と韓国は多くの言語同様に数えるときの固有表現がありまして、これはなかなか覚えられません。
日本「ひぃ ふぅ みぃ よ いつ むぅ…」
韓国「ハナ ドゥル セー ネー タソッ ヨソッ…」
英語なら、ファースト、セカンド、サード、スペイン語ならプリモ、セグンド、テルセーロ(男性形)のあれですな。
加えて韓国では20、30、40…(日本の古い言葉で、はたち、みそじ、よそじ…)という言葉もありまして、年齢なんかだと結局のところ99までは固有数字で言わなくてはならないんですね…。まぁ、これは中級者でも咄嗟にいえないそうなので、歳をごまかすのには便利かもしれませんが。
で、高先生の一番面白くない本を見た限りですと、韓国語と日本語の意味共有率は、中国語と日本語のソレよりも明らかに高いように思えたんですよ。
面白中国語講座によく出てくる「手紙」ですが、トイレットペーパーは韓国語で「化粧紙:ファジャンシ」、化粧室の紙ですね。トイレットペーパーでも全然通じますけどね。
で、手紙は「便紙:ピョンシ」。「便」があるぶん、日本語の「手紙」に近いように感じますが、中国語の「手紙」にも近くなっちゃったよーな気もしますね。
|