
“仿佛”fǎngfú “好像”hǎoxiàng(安本 真弓) ~ 【相原茂:監修】 「どうちがう?似たものことば」(3)

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第3回:
比喩的な表現で、「乙は甲のようだ」という場合に使う。ただ、“仿佛”は書面語、“好像”は口語によく使われる。
1)苏州近郊的春秋景致仿佛世外桃源。
Shūzhōu jìnjiāo de chūnqiū jǐngzhì fǎngfú shì wài táo yuán.
(蘇州近郊四季の景色はあたかも桃源郷のようだ。)
2)瞧瞧这些主持人,个个好像“变色龙”。
Qiáoqiao zhèxiē zhǔchí rén, gège hǎoxiàng biànsèlóng.
(これらの司会者を見てみな、みなまるで「カメレオン」のようだ。)
したがって、訳し方では“仿佛”は「あたかも~ようだ」、“好像”は「まるで~ようだ」と区別することができる。
動詞としての使い方は上記以外に、“仿佛”の前に“相”を加え、“相仿佛”という固定表現とすることができ、これは単独で述語になり、類似を表す。“好像”はそういった使い方はなく、上の例のように必ず目的語を伴う。
3)朋友与文物相仿佛,越古老越显得珍贵。
Péngyou yú wénwù xiāng fǎngfú, yuè gǔlǎo yuè xiǎnde zhēnguì.
(友は骨董品によく似ていて、古ければ古いほど値打ちがある。)
一方、副詞として使う場合には、あいまいな感覚やあやふやな判断などを表す。 “好像”は“仿佛”より使われる。また、その違いは動詞と同様に、“仿佛”は書面語、“好像”は口語として使う。
4)天好像要下雨了。
Tiān hǎoxiàng yào xià yǔ le.
(もうすぐ雨が降りそうだ。)
5)三四月间的湖水清得仿佛能看见水的灵魂。
Sān sì yuè jiān de hú shuǐ qīng de fǎngfú néng kàn jiàn shuǐ de línghuí.
(3、4月の湖は清く、水の魂がみえるようだ。)
さらに、“仿佛”と“好像”両方とも、後ろに“似的、一般、一样”などと共起することができ、語気を強める役割を果たす。
6)今天能见到你,真的好像在做梦一样。
Jīntiān néng jiàn dào nǐ,zhēn de hǎoxiàng zài zuòmèng yíyàng.
(今日あなたに会えて、本当に夢を見ているみたい。)
7)他完全忽略了那些事实,就仿佛它不存在似的。
Tā wánquán hūlüè le nàxiē shìshí,jiù fǎngfú tā bù cúnzài shìde.
(彼はそれらの事実を完全に無視し、あたかも存在しなかったかのように。)
以上、“相仿佛”という固定用法以外に、“仿佛”と“好像”の区別は、書面語で使うか口語で使うかによって、出番が異なる。
(執筆:安本 真弓)
相原 茂: 東京教育大学修士課程修了。明治大学助教授、お茶の水女子大学教授を経て、
現在中国語教育の第一人者として活躍中。NHK中国語講座を長年担当。
中国語コミュニケーション能力検定(TECC)を実施している中国語コミュニュケーション協会代表。
『はじめての中国語』『 Why?にこたえるはじめての中国語の文法書 』『 中国語空耳ワールド 』等、著書多数。
●相原 茂ホームページ:
MAO的小屋~相原茂の隠れ部屋
http://maoroom.jp/
●中国語コミュニケーション能力検定(TECC)公式HP:
中国語コミュニケーション能力検定(TECC)
第3回:
比喩的な表現で、「乙は甲のようだ」という場合に使う。ただ、“仿佛”は書面語、“好像”は口語によく使われる。
1)苏州近郊的春秋景致仿佛世外桃源。
Shūzhōu jìnjiāo de chūnqiū jǐngzhì fǎngfú shì wài táo yuán.
(蘇州近郊四季の景色はあたかも桃源郷のようだ。)
2)瞧瞧这些主持人,个个好像“变色龙”。
Qiáoqiao zhèxiē zhǔchí rén, gège hǎoxiàng biànsèlóng.
(これらの司会者を見てみな、みなまるで「カメレオン」のようだ。)
したがって、訳し方では“仿佛”は「あたかも~ようだ」、“好像”は「まるで~ようだ」と区別することができる。
動詞としての使い方は上記以外に、“仿佛”の前に“相”を加え、“相仿佛”という固定表現とすることができ、これは単独で述語になり、類似を表す。“好像”はそういった使い方はなく、上の例のように必ず目的語を伴う。
3)朋友与文物相仿佛,越古老越显得珍贵。
Péngyou yú wénwù xiāng fǎngfú, yuè gǔlǎo yuè xiǎnde zhēnguì.
(友は骨董品によく似ていて、古ければ古いほど値打ちがある。)
一方、副詞として使う場合には、あいまいな感覚やあやふやな判断などを表す。 “好像”は“仿佛”より使われる。また、その違いは動詞と同様に、“仿佛”は書面語、“好像”は口語として使う。
4)天好像要下雨了。
Tiān hǎoxiàng yào xià yǔ le.
(もうすぐ雨が降りそうだ。)
5)三四月间的湖水清得仿佛能看见水的灵魂。
Sān sì yuè jiān de hú shuǐ qīng de fǎngfú néng kàn jiàn shuǐ de línghuí.
(3、4月の湖は清く、水の魂がみえるようだ。)
さらに、“仿佛”と“好像”両方とも、後ろに“似的、一般、一样”などと共起することができ、語気を強める役割を果たす。
6)今天能见到你,真的好像在做梦一样。
Jīntiān néng jiàn dào nǐ,zhēn de hǎoxiàng zài zuòmèng yíyàng.
(今日あなたに会えて、本当に夢を見ているみたい。)
7)他完全忽略了那些事实,就仿佛它不存在似的。
Tā wánquán hūlüè le nàxiē shìshí,jiù fǎngfú tā bù cúnzài shìde.
(彼はそれらの事実を完全に無視し、あたかも存在しなかったかのように。)
以上、“相仿佛”という固定用法以外に、“仿佛”と“好像”の区別は、書面語で使うか口語で使うかによって、出番が異なる。
(執筆:安本 真弓)
相原 茂: 東京教育大学修士課程修了。明治大学助教授、お茶の水女子大学教授を経て、
現在中国語教育の第一人者として活躍中。NHK中国語講座を長年担当。
中国語コミュニケーション能力検定(TECC)を実施している中国語コミュニュケーション協会代表。
『はじめての中国語』『 Why?にこたえるはじめての中国語の文法書 』『 中国語空耳ワールド 』等、著書多数。
●相原 茂ホームページ:
MAO的小屋~相原茂の隠れ部屋
http://maoroom.jp/
●中国語コミュニケーション能力検定(TECC)公式HP:
中国語コミュニケーション能力検定(TECC)





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